~NEWS~

5月です。GWです。
寒い、寒いと思っていたらいつの間にか初夏です。
新緑眩しい季節ですね。


実は「緑」って意外と歴史が新しいんですよ。

信号機のススメは緑なのになぜ緑信号と言わず青信号と呼ぶのでしょう。
信号機のススメの色は国際基準で緑色と決められています。
そのため、日本でもススメは緑を使用しています。
それなのに、何故「ススメ」は青信号と呼ばれているのでしょうか?

それには、日本の歴史が深く関わっているそうです。

日本には「緑」という言葉が無かったんです。
日本には、色名としては
「黒」「白」「赤」「青」
の4つしか言葉が無かったそうです。
日本書紀にも、この黒・白・赤・青の4つの言葉しか出ていないんだとか。
そのため、色彩は、赤に近い色は「赤」と呼ばれ、(ピンク、赤紫、橙色、黄色など)緑などの青に近い色は「青」と呼ばれていました。

日本で緑という色名が生まれたのは1800年頃の江戸時代後期。
染め物の技術が発達し、色々な色の着物が作られた頃に、「緑」という言葉が使われ始めます。
しかし、この「緑」色は世間になかなか浸透しなかったのです。
その証拠に明治時代に輸入されたリンゴの事を、日本人である私達は「青リンゴ(あおりんご)」と呼んでいます。
明らかに緑色のリンゴなのに「緑りんご」とは言いません。
それと同じで昭和5年(1930年)に出来た信号機の緑色も、緑信号ではなく「青信号」と呼ばれるようになったそうです。

緑は日本人の感性の中で、「若々しい」「みずみずしい」「生き生きしている」という意味として捉えられているそうです。

だから新緑をみるとエネルギーを感じるのかもしれません。

何気なく使っている言葉にも昔からの習慣が密接に関係しているのですね。

皆さま、よい連休を。



5月吉日
miu 木村和子 星野文江