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3月です。
少しずつ春の訪れを感じられる季節ですね。
街ゆく人たちの足取りも心なしか軽くなっている気がします。

3月には春分の日がありますが、皆さんは「ぼた餅」は食べますでしょうか。

似たような食べ物に「おはぎ」がありますが、春分の日に食べるのは「ぼた餅」が正解です。

「ぼた餅」と「おはぎ」。何か違いはあるのでしょうか。
実は、食べ物としては全く同じ物です。
ただ単に、呼び方が違うだけです。
「ぼた餅」は漢字で書くと「牡丹餅」、「おはぎ」は「お萩」となります。
何かに気付きましたか?
牡丹は春に咲く花で、萩は中秋の名月のお供え物として有名です。
つまり「ぼた餅」は春分の日に、「おはぎ」は秋分の日に食べるのが正しいのです。

また、どうして春分の日に「ぼた餅」を食べるようになったのかと言うと、ぼた餅に使われる小豆が朱色なことから、朱色には邪気を払う力があるとしてご先祖様に小豆を使った「ぼた餅」をお供えするようになりました。
そして、お供えした時に家族で一緒に食べていたのが、現代まで風習として伝わったようです。

ある和菓子屋さんでは、この季節には「桜餅」、その他の時期は「道明寺」と名前を使い分けているのを見たことがあります。

季節の移り変わりを和菓子の名前にも映しているってなんだか素敵ですね。



平成29年3月
miu 木村和子 星野文江